2017/06/17

鈍亀の聖地巡礼in O-arai

先日、今頃いまさら初めて行ってきましたよ、常州は東茨城郡の

大洗町。いわずと知れたアニメ"GIRLS und PANZER"

(ガールズ&パンツァー、以下「ガルパン」。ちなみに

パンツァーってのは独語で戦車のこと。undも独語でand。)


の舞台となった町です。ちなみにワタシゃ

全然アニヲタちゃいまんねん、ほぼほぼのミリヲタでんねん。

そんなワタクシとガルパンの最初の出会いは、2012年秋にネット上で

偶然、三号突撃砲(WWⅡ独軍の駆逐戦車/襲撃砲。以下「三突」)

孫氏の旗や六文銭の幟を立て、迷彩とは真逆な朱塗りや

浅葱ダンダラを施した"痛戦車"画像に出くわしたことでした。

(写真右下に見えるのが、その時のと同じ仕様の三突のパネル↓)

なんじゃこりゃ?なになに、ガールズ&パンツァー?

女子高生が戦車に乗って...戦車道?

そのときは「なんだかなー」wとスルー。しかしその後すぐ

(今調べると東京MXテレビでのオンエア2ヶ月目な2012年11月)

スカンクス再結成2daysを新宿ロフトでやってるその当日に、

ワタクシがまぁ軍ヲタなことを知ってる某ラスチック系楽団の

某メンバーから「ダビさん、ガルパンは観てる?」といわれ、

「あ~あのオタクな三突とか出てくるアレ?観てないなぁ」で

この時もこれで終了w。しかしさらに数ヶ月後の翌年春

(MXテレビでの最終回オンエア翌月あたり)、今度は現場仕事の

同業者で、たまに休憩時間に"ミリバナ"で盛り上がったりする

元自衛隊員から「ガルパンは観たんでありますか?」と聞かれて、

「自分は観てないであります」と答えたら、絶対おもしろいから

再放送を観るか、今すぐBD買ってでも観たほがいーとまで言われ、

ex自衛官殿がそこまで推すんなら、と、とりあえずYouTube検索。

で、たまたま最初に見たのがドイツ映画"ヒトラー最期の12日間"との

笑撃のコラボ動画、"総統閣下がガルパン第○話をご覧になりました"w。

その映画(ヒトラーの秘書だった実在の女性の手記を元に制作)の方は

過去すでにケーブルTVで視聴、録画ずみ。見ごたえのある映画でした

(個人的には、砲声響く官邸地下壕内で総統以外はヤケ酒をあおり、

総統の愛人エヴァ・ブラウンがスヰング・ジャズで踊りまくるシーンと、

女性秘書の主人公がドット迷彩の軍服で男装し、ソ連兵からの逃避に

成功するシーンがきわめて印象的でした)

が、その映画を無断でネタにして勝手な字幕をつけw、

鯛が食べたい、ボルシチ!西鉄大っ嫌いだ!畜生めー!

It's判断力たらんかった!おっぱいぷるんぷるん!等の空耳が超ウケる

"総統閣下シリーズ"でしっかりガルパンもフォローされていたのです。

翌々週談:削除されてない当時のツベ動画数本確認!!!

カルピス,あんぽんたん! 目に刺さるニャン!)www

それがかなり面白かったのでガルパンの本編も普通に観たくなり、

ツベに数話アガってはいましたが、最初から全話キッチリ、

OVAも含めて観たいので、DVD(当時はBDではなくDVD派。

って実は現在もDVD派ですw)を全12話(6枚)一気にオトナ買いw。

ちょうど最終回ぶん6枚目が発売されるタイミングだったので

まとめて全巻ネット注文が可能だったのです。そもそもワタクシは

1970年代に戦車(自走砲、装甲車、ハーフトラック等含む)

プラモデルを1/35(タミヤ)、1/48(タミヤ、バンダイ)、1/72(フジミ、ハセガワ)

の各スケールで計30~40台は作ったオタクなガキだったので、

ガルパン登場戦車の名前も7割がた見ただけでわかりましたし、

風呂で軍歌や国民歌(日本のだけでなくドイツやソ連の歌まであり)

を歌ったり口笛で吹いたりしてた父親(テレビでよく戦争映画や

歴史モノを見てた男でした)の影響か、ガルパンで使用されてる

各国の軍歌/国民歌の7割がたもワタクシには周知の曲でしたし、

さらに小学生の分際で"第二次世界大戦ブックス"(サンケイ出版)の

「ドイツ機甲師団」(PanzerDivision)や「英米機甲部隊」(TankForce)

も読破してるというガキあがりで、ついでに言うと丁度70年代の

スポ根アニメ~学園ドラマ全盛期にワタクシは小中学生で

普通にテレビでそれらも見てた世代でもあります。なので、

ミリタリー+スポ根/学園モノなガルパンは1度観てしまえば

もうドハマリで即日陥落の無条件降伏ですw。

ネット購入したDVD全12話も、宅配で受け取ったその日の夜に

完徹して一気見しましたからねw。それが2013年初夏の事です。

それから4年後の、特に何のイベントも無い平日に、

大洗アウトレットモール横の町営無料Pにクルマで乗り付け、

車載してたmyチャリで町内をポタリング。

鈍亀野郎による初聖地巡礼、スタートです。

一見野郎の初見参者ゆえ、まずは聖地の中のホントの聖地、

大洗磯前(イソサキ)神社に参拝して氏神様にご挨拶ですよ。
かなりの高台にある大洗磯前神社。
2011.3.11の大震災では最大4m強の津波に襲われ

200ヘクタール(わかりやすく表現すると500m×4km)
が浸水をうけた大洗町。この神社の高台に避難した

町民も大勢いたことでしょう。
6時間も防災無線で避難を訴え続けた
当時19才の消防士M氏に敬礼!
「緊急避難命令!大至急高台に避難せよ!」という
同氏の命令口調を耳にしてやっと
避難して
無事だったという人もおり、大洗町では
津波による死者はゼロ(本震で死者1)。
本殿の左にはガルパン巨大絵馬
境内に建つ帝国海軍軽巡洋艦 那珂(ナカ)の忠魂碑。
大洗の町境を流れる那珂川に因んだ艦名を持つ

同艦の艦内神社は、ここ大洗磯前神社からの分祀。
軽巡那珂は1941(昭和16)年の対米英開戦緒戦より

各地を転戦に次ぐ転戦。1944(昭和19)年、
トラック島で米軍機から雷爆撃を受け沈没。敬礼!
元旦の御来光スポット、太平洋をのぞむ大洗磯前神社の神磯鳥居

以下、続きはまた後日。Panzer もといポタチャリ Vor!


後日追記:つづきはコチラ↓