2015/10/18

身の回り品・其ノ弐

齢50を過ぎてのここ数年間で、今さらながら

生まれて初めて購入利用しだしたものが幾つかある中で、

本日紹介するのは多機能腕時計。

ダビス計器
CASIO計算機/タイ製)
にしても os Eh:91
とは何の数値なんだろ?w
ウォッチというものを購入すること自体が20数年ぶり。

クロックなら風呂時計とか寿命が短くて

数年でちょくちょく買い替えたりはしてるんだけどね。

'90年代後期に携帯電話を持つようになってからは

時刻はそれで確認できるので時計というものをワザワザ

別個には持たなくなってました。さらに'80年代に遡ると、

各種飲食~風俗営業(ちゅうても性風俗ちゃいまんねん、

法的に言うダンスホールでんねん)で働いており、

洗い物をすることも多く、その際にいちいち腕時計を

着脱するのが面倒だったので若い頃から懐中時計を愛用。

ジーンズやレトロなボトム(←釦留めサスペンダー用の

ボタンが6個、デフォで付いてるよなトルーザーズ)には

必ずついてる"時計落とし"(ウォッチポケット)に

懐中時計を差し込み、正しく利用していたという(※註1)、

昭和末期~平成ヒトケタ期には極レアな化石のような

人種だったと言えるかも。特に自分的には、'90年代に

「懐中時計を携帯電話にチェンジした」という意識を持つ

極めて珍しいマイノリティであることも自覚してると同時に、

それこそが正統派だと勝手に信じw、誇りに思ってますw。

だから、ガラ携のときも今のスマホも、懐中時計同様に、

腰からチェーンで吊って携帯してきました。

おかげで、置き忘れたり落としたりは皆無です。

 そんな懐中時計派で腕時計とはずっと無縁だった自分が、

最近たまたま、気圧・高度・気温・方位から、月齢・潮位まで

測定/表示できる腕時計の存在を知り、急に欲しくなって購入。

気圧は過去10時間の上下変動も表示されるので天候の

安定や悪化も予想でき、潮位は大潮・中潮・小潮の表示と、

上げ潮2段階・満潮・引き潮2段階・干潮の6段階で表示。

自分は特には登山や海釣りが趣味ではないけど、

この時計があれば自分の今いる大地と宇宙とを、

より身近に、感じながら生活できると直感したから購入。

去年の夏まで住んでた部屋の窓は擦りガラスだったのが、

今の部屋は透明ガラスで街路樹の葉の四季の移ろいが

部屋の中からもよく見え、ベランダに出れば月もよく見える

という住環境の変化も、大地と宇宙に対するオノレの

感性の変化に大きく影響してるかもしれませんね。

現在地の現時点の気圧、高度(※註2)、月齢、潮位、

方位(昔から北斗七星と北極星を良く仰ぎ見てます)が

わかるだけで自分的には、今この宇宙に生きてる感

パネーっすw(ちゃっら~)


※註1: 19世紀から1920年代まで、携帯する時計といえば

懐中時計が主流だったので、ジーンズのウォッチポケット

(和名:時計おとし)とは、懐中時計入れだったわけだけど、

1920年代に懐中時計より腕時計の生産量が上まわりだすと

徐々にウォッチポケットに懐中時計を入れる人も減り始め、

やがてコインポケットとも呼ばれるよになったわけ。

って、そもそもウォッチポケット/コインポケットって名称すら

知らない以前に「どのポッケの話?」なんて人もいそうだよねw。

そういう人こそ、ある特定分野では天才かもw。

byブルージーンズは穿かないオヤジ。BlackSlimモナ~w


※註2: 購入した時計の高度計(5m単位で計測表示)は

単に気圧計と連動してるだけなようで、

自分の部屋の実際の高度は海抜60m強なんだけど

(google高度地図でピンポイントで地表の高度は判明)、

気圧が1006hPaの時しか高度60mと正しく表示されない。

気圧次第で海抜マイナス20mにもなれば標高140mにもなる。

この時計は気圧が1013hPa(海面の国際標準気圧)

の時に高度0mと表示されるように設定されてる模様。

気圧に関係なく正確な高度が表示される時計の

市販化にはまだ年月がかかるのかな?

たぶん現時点ならGPS機能を内蔵しないと無理そう。

無知な素人の頓珍漢な発言かもしれないけどねw。

 しかし科学技術の進歩にはホント驚かされます。

自分がガキだった頃(アナログレコード、ダイヤル式電話、

白黒テレビがまだ主流で、カセットテープも留守電も

家庭ビデオも普及してない、ようするに一般家庭の個人は

高価なオープンリールテープレコーダーや

8mmフィルムカメラを所有してる一部の人を除くと、

お手軽・気軽に録音・録画することなど不可能だった

1960s)から見たら現代はほぼSFの世界だもんなー。

特に記録・情報・通信の分野。

廉価PC~多機能モバイル端末の普及で、

ガキでもそれらを使いこなして、電子メールにデータ添付、

ネット通販、無料動画配信...ほんまビックリポンや。

しかし、昭和オヤジが昨今の家電製品・電子機器を見て

21世紀を最も感じるのは、青いLEDの涼しげなトモシビかな。

あっ、今年も日本人2名もノーベル賞、万才!


後日談: 日本ハムファイターズの昔の本拠地というか

今の北海道日本ハムファイターズの準本拠地、東京ドーム

(アンチ巨人なので、この書き方なワケw)

の屋根のターポリンのような白い幕には柱がなく、

ドームの内の気圧を外部よりも高くして

膨らませているということをハナシには聞いていたので、

東京ドームに行った際にさっそく気圧の実地調査。

入場直前の気圧1013hPaに対し、入場直後の気圧は

1017hPaという結果でした。

ちなみに今の自宅は3階で、その天井近くで測った気圧よりも

外に出て3階降りて地表で測った気圧は、1hPa高いです。

異なる日に3度計測してみて3度ともその結果でした。

標高100m差で約12hPa違うようなので、3階天井近くと

地上地面とでは9mほど違うので1hPa差という結果に納得。

正常に気圧計が機能してることを確認できて満足。

とくにカシオさんを疑ってたというワケじゃぁありませんからね。w