2015/02/21

羅漢と驢馬

3月22日(SUN)に渋谷clubasia,VUENOS,loungeNEO,GLADの

4軒同時開催で毎年恒例(去年は新木場コーストだったけどね)の

アイリッシュ(がメインの)イベント、

the WILD ROVERがあります。わたくしダビス・Kも

ゲストDJ出演。Rustic系楽団も多数出演。14時スタート。

詳細は http://www.thewildrover.info/

この一大イベントの主宰者代表、高円寺のIrishPubクルーラカーンの

店主と初めて会話をしたのは、そのパブもまだオープンしてない

何年も前のこと。場所は新宿の伊勢丹だったと思うけど銀座の松屋か

松坂屋だったよな気もする。いずれにせよ都心のデパート閉店後の

店内だったことはマチガイない。って泥棒ちゃいまんねん、

ナグリでんねん。2人ともナグリだったわけ。

ナグリってのも知らない人には物騒に聞こえるかもしれないけど、

「舞台の大道具~展示装飾の大工」の俗称なわけ。金槌のことを

ナグリと呼ぶので、それを使う作業員・職人のこともナグリと

呼ぶようになった模様。もっとも近年ではナグリで叩く釘どめより、

インパクトドライバーでのビスどめ作業のほうが増えてるけどね。

で、ナグリは役者や音楽家が本来なら副業にしときたいのに

本業になっちゃってる場合が非常に多い職種でもある(苦笑)。

基本は1日単位の請負仕事なので、劇団/楽団の稽古・リハ/撮影・

録音/公演・巡業に合わせて自由に不定期/長期の休みが取れる点から、

役者と音楽家がたまりやすい職種なわけ。

東京なら有明のビッグサイトが一番の主現場。

各百貨店でも短期特設催事場の設営~季節ごとの模様替えのために

ナグリの手には需要がある。

で、そんなデパートの夜中の仕事中に彼(現Cluracanマスター)から

「スカンクスのダビさんですよね?」と声をかけられた。

で、「今度ロフトでアイリッシュのイベントやるんで是非あそびに

来てください」とか言われて新宿ロフトに行ってきたよ、

初期のWILD ROVER。その翌年からはオレもゲストDJで

呼ばれたり、トイソックスで出演したりで今日に至ってるわけ。

高円寺のCluracanがオープンするまでは、彼とはその後も

幕張メッセ等での現場作業中に何度か顔をあわせてる。

そんな"狂う羅漢のマスター"と、この度めでたく結婚された

同店の"女将"ともC羅漢オープン以前から、W驢馬スタート以前から、

オレとは面識があったよ。2002年のスカンクス改燦直後に

$xてつ&ロスラン万丈のシキリで復活した

TokyoRusticNite(の第2シーズン。

オレは1DJで毎度参加)に現ラカン女将はよく来てくれてたしね。

そんな異なるロケーションでそれぞれ別個にオレが知りあって

男と女が、オレの知らない所でくっついて店まで出したんでビックリ。

で今更ながらの入籍かいw(失礼)。なんにせよ狂う羅漢の

マスター&女将、ご結婚おめでとう、万歳!
左:新婦(羅漢の女将),右:この日の1DJ
(2015.2.11@クラブエイジア)
インフル&花粉の季節なのでマスクしてみた